「ビーナスライン」とは、長野県茅野市~美ヶ原高原までを結ぶ全長約75.2キロのドライブコースで、標高1,000メートルを超える山岳地帯を縫うように走っています。
ホテル ドゥ ラルパージュもこのビーナスライン沿いに位置しています。
特に7月~11月は、標高の高い地域ならではの涼しい環境を求めて避暑地として訪れたり、秋には遅めの紅葉を楽しんだりするために全国からたくさんの人が集まります。
今回の記事では、多くの人を魅了する「ビーナスライン」でドライブしながら立ち寄れるおすすめスポットをご紹介します。
蓼科高原バラクライングリッシュガーデン
茅野市側からビーナスラインにはいると、八ヶ岳等の山々を眺めながらドライブを楽しむことができます。数々の手打ち蕎麦屋や地元の食材などを販売するたてしな自由農園を通り過ぎ、しばらく走ると右手に「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」が見えてきます。
通称「バラクラ」と呼ばれるこのガーデンは、1990年初夏に日本初の英国式庭園として開園された施設で、約1万平方メートルの土地のなかで、四季折々の美しい花々や植物をご覧いただけます。
売店では、ガーデニングアイテムやバラクラのオリジナルグッズも販売されており、観光客はもちろん、地元の住人にも愛されています。
当館では、ご宿泊の皆様にバラクライングリッシュガーデンの入園パスポートをお渡ししています。園内でのロイヤルハイティーを愉しむことができるタイアップ宿泊プランのご用意もございますので、よろしければお問い合わせください。
バラクライングリッシュガーデンとのタイアップ宿泊プラン詳細はこちら。
英国式庭園での優雅な散策やショッピングのあとは、そのまま北東方面へ上ります。5分程走り続けると左手に当館が見えてきます。ビーナスライン沿いにありながらも、さらに高台の奥まったところに建物があるため、ドライブしながらではホテル全体がはっきりとは見えません。HOTEL de L’ALPAGEへの入口は、大きなカーブの手前にあります。正門からアプローチを抜けると、フランスの邸宅を蓼科に持ってきたかのような洋館が姿を現します。
HOTEL de L’ALPAGEでは、夏の期間限定でテラスランチを楽しんでいただける「テラスランチプレート」を提供しています。
蓼科の爽やかな空気と自然を感じながら、ぜひ当館でゆっくりとランチをお愉しみください。
八ヶ岳ロープウェイ
HOTEL de L’ALPAGEを出発し、そのまま7分程北東へ車を走らせると、北八ヶ岳ロープウェイの看板が見えてきます。看板に沿ってさらに上へ向かうと、日本三大アルプスの絶景を堪能できるロープウェイ乗り場へ到着します。
100人乗りのロープウェイは、山麓駅(標高1,771m)から山頂駅(同2,237m)までの高低差466mを約7分で駆け上がります。その間、刻々と変わる山岳風景を目の前に眺める空の旅は迫力満点。降り立つ山頂には、ハイマツやコメツガなど溶岩台地を覆う低木や高山植物が群生する坪庭自然園が広がります。四季折々の魅力にあふれた北八ヶ岳には、ゆっくり歩いてみたい大自然があふれています。

車山高原
散策を楽しんだ後は、車をさらに北へと走らせましょう。
いくつものカーブを超えた先には、車山高原が見えてきます。
春は新緑、夏はニッコウキスゲなどの高原植物、秋には紅葉と四季折々の自然を堪能することができる高原地帯です。
2020年に誕生した車山展望テラス(愛称:スカイテラス)は、八ヶ岳、富士山、南アルプスが一望できる南斜面から突き出すように設置されており、先端に立てば空に浮かぶような感覚を味わうことができます。
そんな壮大な高原のなかに、ひっそりと建っている「ころぼっくるひゅって」は、1956年に開業した、歴史ある小さな山小屋。登山客の宿泊受け入れのほか、ドライブ中の休憩にもおすすめの、眺めの良いテラスカフェがあります。標高1820メートルの地で淹れた、美味しいサイフォンコーヒーを飲みながら、運転の疲れを癒し、豊かな大自然を全身で感じてみてください。
車山高原までのドライブを楽しんだ後は、そのまま進んで、美しが丘高原を目指しビーナスラインを完走するもよし、引き返して帰路につくもよし、もちろん途中のホテル ドゥ ラルパージュにてご宿泊もいいでしょう。
1日だけでは足りないほど、素晴らしい景観、アクティビティ、バラエティ豊かな地元のお店等、魅力溢れるポイントが盛り沢山なドライブコース「ビーナスライン」。
今年のおでかけ先のひとつとして、加えてみてはいかがでしょうか。