夏のヴァカンスの代名詞ともいわれるプロヴァンス地方は、海岸、山脈、渓谷が織りなす多様な景観と数多くの遺跡に恵まれた魅力的な地域です。美しく文化的な伝統のあるこの地は多くの芸術家を輩出し、惹きつけてきました。絵画を例に言えば、エクサンプロヴァンス出身のセザンヌだけでなく、この地方の強い光に魅了されたゴッホやマティスもフランス北部にはない色彩を持つプロヴァンスを描いてきました。もちろん、音楽、文学、映画などもそうです。当館のバー「ル・レーヴ」には、モンティセリ(の弟子)による絵画が5点展示されていますが、彼はマルセイユの画家で、そのタッチはゴッホに影響を与えました。
プロヴァンスに限らずフランスでは、地方ごとに鎧戸や屋根の色が綺麗に揃っていて、伝統と自然との調和を大切にした街並みが保たれています。プロヴァンスの場合は赤い屋根瓦と空色やアーモンドグリーン(生のアーモンドの薄い緑色)の鎧戸です。それは、現代的な建築物が少ないからだけではありません。美しい景観を守るために各地で建築や色彩に関するルールがそれぞれ定められているおかげです。
そんな自然と伝統の調和を感じられるプロヴァンス地方はフランスの南東部、地中海に面してた地域に位置し、夏は高温で低湿度、冬は温暖で雨が多い機構が特徴です。 マルセイユやエクサンプロヴァンス、ニースやカンヌなどが主な都市として挙げられます。海岸沿いの地域は冬でも暖かく過ごしやすいですが、冬から春にかけてはミストラルという北から吹き付ける強い風が吹き、一週間以上続くこともあるそうです。ミストラルは常にからりと晴れた新鮮な空気をもたらすので、プロヴァンスの風土をつくる重要な役割を担っています。
この地中海特有の気候風土はプロヴァンス地方の食文化や料理スタイルにも大きな影響を与えています。
地中海の豊かな自然に育まれた食材をふんだんに使った、シンプルでヘルシーな料理の数々。オリーブオイル、ハーブ、トマト、新鮮な魚介類が特徴で、なかでも夏に旬を迎えるズッキーニやパプリカ、ナスなどの野菜は、この地域の定番料理であるラタトゥイユやティアンに欠かせません。地中海性気候の恵みを存分に活かしたプロヴァンス料理は、まさに「夏の味覚」にあふれ、世界中の人々に愛されています。
ホテルドゥラルパージュでは、そんな魅力溢れるプロヴァンス地方の伝統的なお料理やワインを蓼科の夏とともにお楽しみいただく2ヶ月間限定のプロヴァンスメニューをご用意いたしました。
<プロヴァンスメニュー>
アオハタのブランダード
ラングスティーヌのサラダ ニース風 茄子のキャビア仕立てと4種のパプリカのマリネ
ブイヤベース
北海道 標茶町産”星空の黒牛”プロヴァンス風煮込み
パン
パティシエ特製 アシェットデセール
コーヒー または 紅茶
小菓子
パティシエ特製のアシェットデセールは「アプリコットのヌガーグラッセ プロバンサル」をお召し上がりいただきます。また、お料理に合わせてプロヴァンス産のロゼワインもご用意しております。辛口ですっきりとした味わいで、プロヴァンス料理の特徴でもあるオリーブオイルやハーブを多用した料理との相性も抜群です。果実の香りと華やかな風味と蓼科の澄んだ空気が、皆様を夏の南仏プロヴァンスへと誘います。
高原の澄んだ空気と心地よい風を感じながら、ホテル ドゥ ラルパージュで夏のひとときをお過ごしください。
宿泊予約はこちら。
外来レストラン予約はこちら。