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ホテル ドゥ ラルパージュ

ホテル ドゥ ラルパージュ

〒391-0301 長野県茅野市北山4035-1820Google Maps

TEL : 0266-67-2001

※繁忙期を除く毎週火・水曜日、2月は休館とさせていただきます。

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〒391-0301 長野県茅野市北山4035-1820Google Maps

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※繁忙期を除く毎週火〜水曜日、2月は全館閉館となります

ル・ジャルダン通信 Vol.2

今回で、2回目となる「ル・ジャルダン通信」。今月は、フランス料理とともにお楽しみいただきたい「ワイン」を中心とした内容でお届けいたします。

ホテル ドゥ ラルパージュのレストラン「ル・ジャルダン」では、ゴールデンウィークの時期に合わせて春の味覚をたっぷりと詰め込んだディナーコース「ムニュ プランタニエ」を期間限定でご提供いたします。今回は、こちらのコースそれぞれのお料理と共にお楽しみいただくお勧めのワインを、当館のワインセラーから選りすぐってご紹介いたします。

ムルソーで有名な「コントゥ・ラフォン」がブルゴーニュ南部のマコネ地区で手がけた「ヴィレ‐クレッセ/Viré-Clessé」は、酸のバランスがとれていて、ほのかに樽の香りがきいた余韻を楽しめるワインです。
この白ワインは、アミューズ「フランス産ホワイトアスパラガスの温製 オランデーズソース」や前菜「平目のマリネとピサンリのサラダ仕立て アイヨリのプティポワン」によく合うでしょう。重すぎない、すっきりとした味わいが、オランデーズソースのコクやアイヨリの風味と良く合います。
当館ではグラスでもご注文いただけますので、お気軽にお楽しみください。

アミューズ「フランス産ホワイトアスパラガスの温製 オランデーズソース」
ホワイトアスパラガスは1,200円/本でご追加も承ります。

ボルドーの赤ワイン「シャトー・ピュイグロー/Château Puygueraud」は、タンニンのバランスがとれており、コクの中にも繊細さがあります。ヴィンテージによるブレも少なく、安定した供給があるため、幅広いお客様に気軽にお楽しみいただけます。
ブルゴーニュの標高が高く冷涼な地域で作られるワインには、酸がしっかりと出やすいという大きな特徴があります。「オー‐コート・ドゥ・ニュイ/Hautes-Côtes de Nuits」も、そのような土地で作られているため、タンニンのなかにもベリー系に似た酸味が効いているワインです。重厚な味わいのなかにも果実味や爽やかな透明感を感じていただけるでしょう。

「ムニュ プランタニエ」のメイン料理は、「春キャベツで包んだ子羊のロースト ミント風味 クスクスのファルス添え」と「フランス産仔牛のロースのグリエ カルバドス風味」の2つからお選びいただけます。
どちらも共通して、上記で紹介したような、しっかりとしたタンニンが感じられるボルドーの赤ワインや赤系の果実味がありお肉の繊細な味わいを活かすブルゴーニュの赤ワインがよく合います。

子羊のローストには、少し香ばしさのある南フランスの赤ワイン「クローズ-エルミタージュ/CROZES-HERMITAGE」もお勧めです。
スパイシーさとビター感、そしてほどよいタンニンのバランスは、ソースとの相性が抜群です。
また仔牛は脂身の少ない軽めのお肉で、繊細で柔らかいうま味が特徴的ですが、今回はカルバドス風味のソースで味付けをするため、バターやナッツの香りがあり、味わいに厚みのある白ワインとも好相性です。
素材の味わいに寄り添ったペアリング、ソースとの調和を含めた組み合わせがご希望など、お好みをソムリエにお知らせください。

期間限定メニュー「ムニュ プランタニエ」は、2026年4月25日(土)〜5月6日(水)までの間、毎日ご提供いたします。
ワインとのマリアージュをお楽しみいただきながら、「フランスの春の味覚」をご堪能ください。
上で紹介したワインを含め、ホテル ドゥ ラルパージュではフランスから直輸入した、2,000本以上のワインを保管しています。

私たちは常々次のようなことをオーナーから言われています。
「フランスワインは土地の伝統に根ざした地方ごとのオリジナルな存在である。というのは、ワインは料理を含めた地域の文化の一部なので必然的に固有のワインになるからである。もちろんその地方の料理が組み合わせ(マリアージュ)のファーストチョイスになる。より一般的な組み合わせはベースとなる地域性があって初めて成り立つと言える。クリエイティブな組み合わせを作るには、異なる地方の料理とワインの地域性をそれぞれ深掘りすることが要求される。というのは、そのワインが何であるか?とは、そのテロワールが地質的・気候的・地理的・文化的にどのような地方にあるか?ということだからである。
逆に言えば、ワインにまつわる地方文化や地方料理が無い地域で生産されるワインは、オリジナルなワインを模倣した商材にならざるを得ない。地域というよりもマーケティングの技術の賜物である。」
そんなオーナーの信念のもと、フランス料理の繊細な味わいを最大限に引き立てるため、ワインもフランス産のものだけを取り揃えております。各地域のテロワールが育んだ土壌や気候の個性は、料理の香りや味わいと自然に響き合い、ひと口ごとに豊かなハーモニーを生み出します。

時々「どうしてフランスワインだけを置いているのですか?」というご質問を頂戴しますが、その答えは「フランス料理を提供するオーベルジュだから。」というシンプルですが、実は奥深い理由です。直輸入にこだわっているのも、ワインを様々な場所を経由させずに、直接届けることでワインにかかる負荷を少なくする目的があります。
これによってフランス現地で味わうような良好なコンディション、みずみずしさが楽しめるのです。

私どもは、有名銘柄を揃えるのではなく、料理と共鳴し、この場所でこそ意味を持つ一本を選んでご提供しています。
定番の銘柄から、その時のお料理に合わせたものまで、お客様それぞれのリクエストにお応えし、時には、下の画像のようなワインリストには掲載していない特別な銘柄をご提案することもございます。

ムルソー・シャルム プルミエ・クリュ 2016年 ドメーヌ・デ・コントゥ・ラフォン

ムルソーを代表する生産者の一人である ドメーヌ・デ・コントゥ・ラフォン が手がける本ワインは、フランス・ブルゴーニュ地方ムルソー村の中でも、とりわけ評価の高い一級畑「プルミエ・クリュ」のブドウから造られています。
もともと生産量が限られる畑であるうえ、2016年は霜害の影響によりムルソー全体で収穫量が大きく減少しました。そのため本ヴィンテージは、世界中のレストランやコレクターから高い関心を集めており、特に入手困難な希少な一本となっています。

皆様に美味しいワインをご提供するためには、そのワイン自体の価値はもちろん、正しい保管方法を守ることが何よりも重要です。
ワインを保管するための場所、「ワインセラー」とはワインの品質を維持するための専用の保管庫のことです。現地のワイナリーの地下カーヴのような保管環境を再現するもので、半年、数年、数十年と長期的な保管やワインの良い熟成を目的とするために使用します。ワインの保存、保管には適した温度帯があります。ワインセラーの一番の役割は外気温の変化に左右されず、庫内をワインの保管に適した温度に保つことです。適切な温度を保つことによってワインの劣化を防ぎ、更には良い状態で熟成させることにもつながります。そして温度だけではなく、庫内の湿度もワインの保管には重要な役割を果たします。適切な湿度を保つことで、コルクの乾燥を防ぐことができるのです。

当館の地下にあるワインセラーは部屋全体がセラー機能を持っており、厳格な温度管理と湿度調整がされています。万が一、停電が起こっても非常用電源により、一定の時間までは安定した環境を維持することができる設計となっています。
セラーの中には、テイスティングテーブルもあり、ワインボトルのほかにも、18世紀や19世紀のアンティークのタストヴァンやワインオープナー、浮力を用いたアルコール濃度計など、様々なワインにかかわる貴重な備品を展示しています。

「タストヴァン(Tastevin)」とは、主にソムリエがワインのテイスティングに用いる凹凸のある浅い銀製の杯のことです。
照明が今ほど整備されていなかった昔のフランスの地下のセラーでも、キャンドルの明かりを頼りに、光を反射させて、ワインの色や輝き、清澄度を確認できるつくりになっています。これは17世紀頃のフランスで登場したと言われ、かつてはソムリエの必須アイテムとして首から下げて携帯されていたようです。現在では、グラスでのテイスティングが主流となりましたが、ワイン文化の伝統の象徴として重要なアイテムです。

現在でも広く親しまれているワイングッズ「ワインオープナー」も、数種類展示しております。 ボトルの口元についたコルクの粉などを拭うための刷毛付きのものや、携帯に便利なコンパクトタイプなど、用途に応じてさまざまな工夫が施されています。ソムリエをはじめとするワインのプロフェッショナルや愛好家は、「ソムリエナイフ」を使用することも多いです。
ワインと向き合う人々は、その扱いだけでなく道具にもこだわりを持ち、一本のボトルを開ける所作にも美しさと機能性を求めていることを感じられるでしょう。

セラーの空間をぼんやりと眺めていると、ワインボトルの重厚さや道具の輝きから、ワイン文化の奥深さと伝統が息づいていることが伝わってきます。ワインセラーへは、ソムリエが直接ご案内させていただきますので、ご興味のある方はどうぞお気軽にスタッフまでお声がけください。

またレストラン「ル・ジャルダン」では、年に2回ほどワイン会を開催しています。
セラーに揃うワインに加え、その時々のテーマに沿った銘柄を適宜取り寄せてご提供しており、リピーターのお客様で早々に満席となる人気のイベントの一つでございます。2025年11月は、D.R.C.エシェゾーの会を開催し、世界に君臨するフランス、ブルゴーニュ地方の銘醸「ドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティ」が手掛ける「エシェゾー」の希少なバックヴィンテージ、1979年を味わっていただきました。2026年6月13日(土)は「ボルドー五大シャトーを愉しむ至福の夜」を開催予定。ボルドーの象徴であり、時代を超えて君臨し続ける「五大シャトー」を一堂に会し堪能していただくイベントでございます。
最新の情報はHPやSNSをご確認ください。

さて、今回の「ル・ジャルダン通信」では、「ワイン」をテーマにお届けいたしました。
ワインの文化は非常に奥が深く、当館がフランス料理を提供するオーベルジュとして大切にしている要素のひとつでもあります。
今後も皆様にその魅力をお伝えしてまいりますので、次回もどうぞお楽しみにお待ちください。

「ムニュ プランタニエ」について詳細はこちら
6月13日(土)ワイン会について詳細はこちら
過去の「ル・ジャルダン通信」はこちら

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