皆さんは当ホテルにドライルームがあるのをご存知でしょうか。
エントランスの横にあり気づかれる方は少ないと思いますが、これは冬季の滞在をお客様に楽しんでいただくのに欠かせない施設です。一日使用して濡れたウェアやギアをこのドライルームで乾かすことができます。スノーボードやスキー板を立てかけられる専用のスペースがあり、入口の扉はオートロックとなっているためお客様の大切なお荷物を安全に保管ができます。
この施設があることで、当ホテル滞在中のお客様にはウィンタースポーツを心行くまでお楽しみいただけます。


ホテルのある蓼科高原周辺には数多くのスキー場があり、地元の方や県外、または最近では国外からスキーヤーが集まっています。
その中でも人気のスキー場や、県内ではスキー同様にポピュラーなウィンタースポーツであるアイススケートのリンク、また寒い冬ならではのアクティビティなどをご紹介します。
スキー場
白樺高原国際スキー場(茅野市/ホテルから車で30分/ビーナスライン経由)
コースはシンプルで分かりやすく練習にも最適なスキー場です。白樺湖を望むリゾート感あふれる景色が魅力です。初心者専用ゲレンデがあったり、林の中を滑るバックカントリーさながらのコースがあったりと自分に合ったコースが楽しめます。スピードガンを使用したスピード測定エリアがあり、自身の滑走スピードが確認できます。是非一度試してみてはいかがでしょうか。
白樺国際 しらかば2in1(茅野市/ホテルから車で20分/ビーナスライン経由)
雄大な自然を360度見渡せる大パノラマが魅力のスキー場です。晴天率が高く日当たりもよいことから、気持ちの良い陽気の中滑れるところも魅力的です。スノーボードは全面滑走可能でコース幅も広く、緩斜面から急斜面まで多くのコースが設置されています。子供向けの設備やスクール、レンタルなども充実しているため、ファミリーやお子様連れの方も安心です。雪上のエスカレーターやチューブそりはお子様に大人気だそうです。
ピラタス蓼科スキーリゾート(茅野市/ホテルから車で約15分/ビーナスライン経由)
ピラタス蓼科スノーリゾートは、国内で屈指の標高を誇る総合スノーリゾートです。ロープウェイで標高2,240mまで登り、山頂から全長4kmのロングコースは樹氷の中を縫うように滑り降りることのできる幻想的なルートとなっています。日本3大アルプスと八ヶ岳の美しい雪景色を満喫しながら滑走することができます。スキーやボードだけでなく、豊かな自然環境でのスノーシュー(西洋かんじき)を付けた雪上ハイキングなどのアクティビティも充実しています。
ブランシュたかやまスキーリゾート(長和町/ホテルから車で約35分)
ブランシュたかやまスキーリゾートは標高1350~1800mの高地に位置し、9つものコースを有しています。当地の気候は内陸性気候で、年間を通じて晴天率が高く、昼夜の温度差が大きいのが特徴です。冬季の晴天率の高さによって雪はあまり降らず、約9割はスノーマシンによって造られた人工雪となっています。ブランシュたかやまスキーリゾートは、この滑りやすく安全な雪を「ソリッドスノー®」と名付けました。
富士見パノラマリゾート(富士見町/ホテルから車で約35分)
晴天率は驚異の85%を誇る富士見パノラマリゾートは縦長のスキー場が特徴です。コース数は7本でコンパクトなスキー場ですが、麓から山頂までの3,000mの長距離コースがあり、直通のゴンドラで楽しめるため、上級者の方には嬉しいコースとなっています。富士見パノラマリゾートは諏訪南ICを降りて10分弱で行ける立地の良さも魅力の一つです。駐車場周辺の道は除雪整備されており、冬の山道が苦手な方でも安心して駐車場まで辿り着けます。

スケート場
国際スケートセンター(NAO ice OVAL)(茅野市/ホテルから車で30分)
国際規格400メートルのスケートリンクと、初心者用のスケートリンクが設置されたスケート場です。平昌オリンピック女子スピードスケートで活躍した地元茅野市出身の小平奈緒選手の功績を称え、スケートを愛する人々が集い、スケート文化の普及・発展に繋がって欲しいという願いが込められ「NAO ice OVAL」の愛称となりました。
やまびこの森アイスアリーナ(岡谷市/ホテルから車で1時間)
季節を問わず利用できる、屋内の国際公認リンクです。
フィギュア、アイスホッケー、ショートトラックの公式試合の場になっているため、徹底したリンクメンテナンスを行っており、上質で安心感の高いスケートリンク場です。また、過去開催された大会で日本記録や大会記録を数多く生み出していることから、記録製造リンクともいわれています。
スノーハイキング
八ヶ岳は12月から3月までスノーハイキングが楽しめる場所として、人気を集めるエリアです。晴天率が高く、気象によってはダイヤモンドダストや樹氷、霧氷を楽しむことができます。ゴツゴツした岩の多い登山道も、冬には雪に覆われ平らになり、夏よりも歩きやすくなります。入門者や初心者の方でも安心して挑めるのも山歩きの魅力です。
ぜひ大自然の中で、冬ならではの美しい景観をご体験ください。
氷瀑巡り横谷渓谷スノーハイキング
蓼科にある「横谷峡」では、渓谷に沿って遊歩道を歩きながら、次々と目の前に現れる複数の氷瀑を間近に見ることができます。コースは比較的平坦で、ゆっくりと歩くので体力に自信のない方でも安心してご参加いただけます。
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅の周囲には、「坪庭」と呼ばれる溶岩台地が広がります。ガイドから初心者向けのスノーシューを使った歩き方のレッスンを受けられ、歩行距離も3km程度と、アウトドア初心者の方でも安心してご参加いただけます。


最後に、なぜこれだけの施設が当ホテル周辺にあるのか、長野県のウィンタースポーツの歴史を振り返ってみましょう。
ウィンタースポーツの中でも、最も競技人口が多いスポーツはスキーです。長野県におけるスキーの歴史は、1912年(明治45年)に飯山地方に伝わったことが始まりで、最初は軍事的な移動手段として利用されていましたが、積雪地の実用化を目指し徐々に民間に普及されるようになりました。特に1930年代には爆発的なスキーブームが起こり、長野県のスキー場では大混雑となりました。
一方で、スノーボードの歴史は明記されている書籍などがなく起源は曖昧ですが、1900年代初頭にはスノーボードの前身ともいえる、板一枚で滑る道具が、狩猟や山登りの際、深雪を楽に滑り下りる道具として販売されていたそうです。そんな、ただ一直線に滑るだけだった板から、1970年代後半にはスキーと同様の材料が採用されるようになり、アイスバーンや圧雪バーンなどゲレンデで良く見られる雪面状況でも滑れるように、ボードとブーツを連結するバインディングやブーツなどが急速に改良されました。
また、県内ではスキーやスノーボードの他に、スケートも定番のウィンタースポーツとして親しまれています。
長野県の中でも特に、茅野市を含む諏訪地方は日本海側に比べて積雪量は少ないものの、標高が高く低温となるため、湖などが凍る時期が長いのです。そのため、凍った田んぼや湖の上を滑ったり、時には校庭に水を張って凍らせたりしてスケートを楽しむようになりました。昔は今よりも気温が低く、凍った時の氷の厚さも十分にあったことから、湖上のスケートを楽しむことができました。当時は、下駄の下に刃を付けた下駄スケートというものを使っており、時には下駄スケートの大会も行われたほどの盛り上がりだったようです。現在ではその風習はなくなっていますが、地元の学校では毎年スキー教室とともに、スケート教室も開かれるほど地元の人から愛されているスポーツとなっています。
長野県内のウィンタースポーツが人気の理由の一つとして、充実したコースや質の良い雪の他にも、都市圏からのアクセスのしやすさが挙げられます。新宿から特急で2時間半、車で3時間ほどで来られます。家族旅行や、休日の気分転換で出かけるのにもちょうどよい距離感で、人気の観光エリアになっています。
蓼科には日帰りで利用できる温泉施設も充実しています。ウィンタースポーツをされた後は、疲れた体を蓼科の名湯で癒してみてはいかがでしょうか。温泉施設についてはこちらをご覧ください。
当館が面しているビーナスラインは、積雪があった際でも早朝より定期的に除雪作業が行われており、冬季でも安心して通行いただけます。それぞれの施設へ向かう道路の積雪や凍結などの状況については、当ホテルフロントまでお問合せ下さい。冬季期間における周辺状況については、こちらをご覧ください。
ホテルでのご滞在と合わせて、どうぞ快適な冬の旅をお楽しみくださいませ。
暖かいお食事と清潔なお部屋をご用意して、皆様をお待ちしております。
参考:長野県スキー100年の歴史ウェブサイト
(https://www.shinshu-tabi.com/ski100/rekisi.html)
スノーボードの歴史(https://www.jsba.or.jp/information/history/)