蓼科高原は霧ヶ峰高原、車山高原、八ヶ岳高原に囲まれ、日本の大自然の真ん中にあります。そんな自然豊かな場所に佇むホテル ドゥ ラルパージュから約20分のウォーキングで行ける蓼科大滝のご紹介です。ビーナスラインから一歩入った蓼科大滝までの遊歩道は、活き活きとした木々の躍動感と鮮やかな緑の苔の香りに包まれる、神秘的な原生林になっています。手つかずの自然が美しく、この一角だけがまるで別世界のようです。
新緑が美しい6月から、都会の暑さが嘘のように空気が涼しい7月・8月、そして紅葉の彩りが映える秋ごろまでの訪問がおすすめです。
ホテルの正門を出て左へ向かい、坂道を上っていくと、「大滝はこちら」と記されているサインがいくつか見えます。坂道は少々きついのですが、美しい緑で囲まれている道は空気がとても新鮮です。坂道を上り切ると、ここからは緩やかな下り道が続き、滝まで降りられます。歩きやすい道ですが、滑りやすいところもあるのでスニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。ところどころ小さな橋もあり、自然の中を流れる川のせせらぎを聞きながら一休みするのもおすすめです。
原生林を奥まで歩いていくと、蓼科大滝を眺められる展望台が見えてきます。ここがこのウォーキングの目的地です。
蓼科大滝は、長野県の滝ノ湯川にある滝の中では最大といわれ、高さ25m、幅10m。水量豊かな滝で、広い滝口から豪快に水が落下する姿は圧巻です。つい写真を何枚も撮りたくなるスポットは、ドラマのロケ地として使用されたこともあるようです。
ホテルに戻るには同じ道を通ってもいいのですが、足元を気にせず舗装道路から戻る別ルートもあります。展望台から少し戻り、「プール平」という標識に従って進むとビーナスラインに出られますので、そのまま右方向へ下ればホテルに着きます。ホテルから大滝までのウォーキングコースは蓼科の自然を十分に満喫しつつも、1時間以内で戻ってこられるので、ちょっとした気分転換にもちょうど良いルートと言えます。自然の中で体を動かしてエネルギーをリチャージするのにおすすめの場所です。
大滝と似たような自然豊かなところでハイクできる場所と言えば横谷展望台もホテルから車で約15分程度の道となります。横谷展望台に関して詳しくはこちら。