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ホテル ドゥ ラルパージュ

ホテル ドゥ ラルパージュ

〒391-0301 長野県茅野市北山4035-1820Google Maps

TEL : 0266-67-2001

※繁忙期を除く毎週火・水曜日、2月は休館とさせていただきます。

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ホテル ドゥ ラルパージュ

〒391-0301 長野県茅野市北山4035-1820Google Maps

TEL : 0266-67-2001

※繁忙期を除く毎週火〜水曜日、2月は全館閉館となります

夏の信州旅行

「知ってほ信州」というフレーズをご存じでしょうか。
こちらは、2027年7月〜9月に10年ぶりに開催される大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」のキャッチコピーで、「まだあまり知られていない信州の魅力を知ってほしい」というコンセプトで情報発信を行っています。来年の本番に向けて、今年の7月〜9月に「プレキャンペーン」を実施し、県内の観光スポットに加え、期間中の特別企画やモデルルートなどの情報が公式サイトで発信されます。今年、もしくは来年以降の夏に信州旅行を計画されている方は、是非ご覧くださいませ。
多種多様な観光資源を有する長野県は、地域ごと、または季節ごとにまったく違った体験ができることが魅力の一つと言えます。例えば、夏なら爽やかな山岳地帯でのトレッキングや点在する湖でのウォーターアクティビティ、秋は紅葉やグルメ、冬は各種ウィンタースポーツや温泉、春は新緑の中のドライブやお花見など、旅行者それぞれの目的やニーズを満たすコンテンツが、県内のあちこちに存在しています。
その魅力を生み出した背景には、広い県土が生み出す地形や気候の多様性があると考えられます。 

長野県は北信、東信、中信、南信地域の4つの地域に分けられています。
北信地域は日本海側の気候の影響を受けやすく、冬には多くの雪が降ります。そのため、ウィンタースポーツが盛んで、スキー場が多く点在していることが特徴です。志賀高原や野沢温泉村などが有名で、ウィンタースポーツを楽しんだ後に温泉街を訪れ疲れを癒すことができるのも大きな魅力です。
避暑地で有名な軽井沢町が位置する東信地域は晴天率が高く、夏も比較的涼しい高原気候であることが理由です。戦国武将の真田幸村ゆかりの地として知られる上田市や、多くのワイナリーを保有する東御市なども有名です。
中信地域は、典型的な内陸部・盆地気候となっていて、降水量が少なく昼夜の寒暖差が大きいことが特徴として挙げられます。また、標高が高く山岳景観に恵まれているため、自然観光や綺麗な水で作られたそばやわさびなどが有名です。国宝「松本城」が位置する松本市や「大王わさび農場」がいちする安曇野市などがこれに当てはまります。
当館が位置する茅野市は南信地域に分類されます。日照時間が長く比較的温暖な気候のこの地域は、果樹栽培が盛んにおこなわれています。当館から車で30分ほどの場所にある諏訪市はかりんを栽培しており、飯田市・下伊那郡では市田柿が特産品として知られています。

ただし、長野県の4つの地域区分は、気候によって定められたものではなく、歴史的な交流圏や行政区分を背景として形成されました。一方で、各地域は山脈や盆地などの地形によって隔てられているため、それぞれ異なる気候や文化、産業が育まれています。 

前述したような長野県独自の地域区分や、気候や土地によって変わる特産品や観光名所などは、なかなか調べる機会がないかと思います。
このようなあまり知る機会のない一歩踏み込んだ視点から、今回は、長野県の避暑地についてご紹介したいと思います。まだあまり知られていない信州の魅力を発信する「知ってほ信州」プロジェクトのように、絶景スポットやアクティビティの他に、より観光が楽しくなるような土地の歴史や成り立ちなども交えてご紹介します。
当ホテルが位置する蓼科も避暑地として長年、多くの方に親しまれてきました。そんな蓼科については、「夏の蓼科高原」の記事にて紹介しておりますので、ぜひご覧くださいませ。

軽井沢

避暑地や別荘地として、また、国内有数のリゾート地としても発展を遂げる軽井沢町。
以前より暑くなったとはいえ、7月・8月でも平均気温は21℃~23℃程度で、過ごしやすいと言われています。 
軽井沢はもともと、人々の往来を支えていた中山道の宿場町、「軽井沢宿」として栄えていた地域でした。「軽井沢宿」の脇本陣旅籠「亀屋」は、明治期にモダンな洋風建築の「万平ホテル」として生まれ変わり、いまも気品ある佇まいで人々を出迎えてくれます。軽井沢が避暑地として発展したきっかけは、一人の英国人宣教師アレクサンダー・クロフト・ショーとの出会いでした。クロフト・ショーがその涼しい気候に魅了され、この地に別荘を建てたことをきっかけに、軽井沢は外国人宣教師や文化人が集う国際的なリゾートへと発展していきます。こうした歴史が、現在も残る教会や別荘文化、洗練された街並みの礎となっています。 

旧軽井沢のメインストリートである「旧軽井沢銀座通り」は、毎年多くの人で賑わいを見せています。軽井沢らしい上品な街並みと自然が調和した、ゆったりとした時間を過ごせる人気スポットです。老舗のベーカリーや、コーヒーショップが軒を連ね、散策しながらショッピングや食べ歩きを楽しむことができます。

さらに、周辺には自然を満喫できる場所も数多くあり、白糸の滝は軽井沢観光とあわせて楽しめる人気の自然スポットのひとつです。 高さ約3メートル、幅約70メートルにわたって地下水が岩肌から白い糸のように流れ落ちる幻想的な景観が広がり、周囲はひんやりとした空気に包まれています。木々の緑と澄んだ水音が心地よく、暑さを忘れてリフレッシュできるのが魅力です。遊歩道も整備されているため、家族連れやカップルでも気軽に散策を楽しめます。

静かな景色の中、ゆったりとした時間を過ごしたい方には雲場池がおすすめです。特に夏は、木々の鮮やかな緑が水面に映り込む美しい景色が広がり、軽井沢らしい爽やかな空気を感じながら散策できます。紅葉の名所として知られていますが、新緑の季節も静かで心地よく、避暑地・軽井沢の魅力を満喫したい人にぴったりです。 

避暑地・軽井沢ならではの爽やかな自然を満喫しながら、癒やしのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。 

上高地

続いては山岳景勝地として名高い上高地を紹介いたします。 蓼科から沢渡(さわんど)駐車場までは車で約2時間、その後タクシーやバスで上高地バスターミナルまで30分ほどで到着します。
上高地は単なる景勝地ではなく、「信仰の地」「探検の地」「山岳リゾート」「自然保護の象徴」という4つの顔を持っています。また、中部山岳国立公園の一部として、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されています。軽井沢とは異なる魅力があり、その歴史を知ると旅が何倍も面白くなるでしょう。 
上高地は標高約1,500mに位置する山岳盆地です。周囲を穂高連峰や焼岳など3,000m級の山々に囲まれ、清らかな梓川が流れています。夏でも朝晩は15℃前後まで気温が下がる日もあり、日中も比較的過ごしやすいことから、古くから「天然の避暑地」として親しまれてきました。

上高地の特徴として意外と知られていないのが、一般車両の乗り入れが規制されていることです。自然環境を守るため、自家用車は途中の駐車場に停め、シャトルバスやタクシーに乗り換えて向かいます。この取り組みにより、美しい自然や澄んだ空気、静かな環境が守られてきました。人の便利さよりも自然を未来へ残すことを優先している点は、上高地ならではの大きな魅力です。

そして、上高地の見どころと言えばやはり、絶景スポットや自然散策です。
梓川沿いの散策は定番のおすすめスポットです。河童橋を起点に整備された遊歩道を歩くと、透き通った川の流れや北アルプスの山々、鳥のさえずりなど、上高地ならではの自然を五感で楽しめます。アップダウンが少なく、本格的な登山装備がなくても歩けるコースが整備されているため、初めて訪れる方にもおすすめです。また、上高地は自然豊かな環境から、多くの野鳥や高山植物が生息しています。運が良ければ、野鳥やニホンザルに出会えることも。双眼鏡を持参すると、よりじっくり自然観察を楽しめます。写真撮影が好きな方にも人気があります。

自然の歴史を感じられる場所としておすすめしたいのが大正池です。
活火山である焼岳の噴火によって大量の土砂や火山灰が流れ下り、梓川をせき止めた結果できた池が大正池です。大正池は人工の池ではなく、火山活動という自然現象によって生まれた湖なのです。 梓川が運ぶ砂や土が少しずつ堆積し、水深が浅くなったり湖の大きさ自体が年々小さくなったりしていることも、その価値の大きさを感じさせます。自然によって生まれ自然によって姿を変えていく姿にロマンを感じるとともに、自然の偉大さも感じることができるスポットです。

このように、上高地は100年以上にわたって「自然を守りながら人々を迎えてきた、日本の山岳観光の象徴」ともいえる場所です。その歴史や成り立ちを知って訪れると、一つひとつの風景がより印象深く感じられると思います。

寝覚の床(ねざめのとこ)

自然によって育まれた観光名所として知っておきたいスポットがもう一つあります。
「寝覚の床」と呼ばれる長野県上松町を流れる木曽川の渓谷にある国の名勝です。 当ホテルから1時間45分程車を走らせると到着します。
白い花崗岩の巨大な岩盤と、エメラルドグリーンの木曽川が織りなす景観は、木曽路を代表する絶景として古くから親しまれてきました。約1.5kmにわたって奇岩や甌穴(川の流れでできた丸い穴)が続き、「自然がつくった彫刻」ともいえる景色が広がっています。 木曽川の激しい流れが、硬い花崗岩を長い年月をかけて削り続けたことで現在の姿になりました。有名な渓谷とは少し違い、「木曽川が何万年もの時間をかけてつくり出した自然の芸術」と表現できる場所です。 

興味深い伝説として「浦島太郎伝説」が語り継がれていることでも有名です。この地には、竜宮城から帰ってきた浦島太郎が旅の末にたどり着いたという伝承が残っています。浦島太郎はここで玉手箱を開け、一瞬にして白髪の老人となり、「長い夢から目が覚めたような気持ちになった」ことから、「寝覚の床」と呼ばれるようになったと伝えられています。渓谷の中央には、この伝説にちなんだ小さな浦島堂が建っています。

木曽川から吹く風が心地よく、渓谷沿いは市街地より涼しく感じられるため、「寝覚の床」はぜひ夏に訪れることをおすすめします。また、白い岩肌、エメラルドグリーンの川の色、深い緑の木々、これら3色のコントラストも大変印象的です。見て涼しく、歩いて涼しい、まさに木曽路ならではの避暑スポットです。
周辺には臨川寺という寝覚の床を一望できるお寺があります。本堂からは渓谷全体を見下ろすことができ、「まず全景を眺めてから岩場へ降りる」という楽しみ方がおすすめです。江戸時代の旅人もこの場所から景色を楽しんだと伝えられています。

上高地が「山と川が織りなす雄大な自然」なら、寝覚の床は「水が何万年もかけて岩を削り、大地そのものを彫刻作品に変えた場所」です。さらに、浦島太郎伝説や中山道の歴史も重なり、自然・歴史・文化が一つの景勝地に凝縮されています。夏に訪れるなら、木曽川のせせらぎを聞きながら岩の上を歩き、悠久の時間が生み出した景色を体感できる、信州らしい避暑スポットとして大変おすすめの名所となっています。

さて、今回は夏の信州旅行ということで、避暑地や夏の自然を感じることのできるスポットをメインにご紹介いたしました。夏に蓼科を訪れる方の中には、厳しい暑さを離れ、雄大な自然の中でゆったりとした時間を過ごしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。蓼科での滞在を満喫した翌日は、少し足を延ばして軽井沢や上高地、寝覚の床などを巡るドライブを楽しむのもおすすめです。それぞれ異なる魅力を持つ自然や景色に触れることで、信州の旅がより思い出深いものになるでしょう。
ぜひ蓼科を拠点に、周辺エリアの魅力もあわせて満喫してみてください。

長野県公式観光サイトからは長野の観光情報をご確認いただけます。
当館の情報も掲載されていますので、是非ご覧くださいませ。


長野県公式観光サイトはこちら

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